I.W.ハーパー ゴールドメダル

 

基本情報

容量:700ml

アルコール度数:40%

種別:ストレートバーボン

産地:ケンタッキー州

製造会社:ディアジオ

実売価格:2400円前後

1杯(30ml)の価格:約100円

 

商品説明

「I.W.ハーパー」はドイツ系アメリカ移民、アイザック・ウォルフ・バーンハイム(Isaac Wolfe Bernheim)の手によって1877年に誕生しました。彼のイニシャルと彼の親友であるフランク・ハーパーの名前を冠し『I.W.ハーパー』と名付けられました。このゴールドメダルは1885年のニューオリンズ万国博覧会をはじめとして様々な博覧会で金賞を受賞したことから、商品名にもその名が冠されるようになりました。原料に含まれるトウモロコシの割合が高いため、甘い仕上がりとなっており、飲みやすいボトルです。

今回はここ最近ラベルチェンジし過ぎるでお馴染み、IWハーパー ゴールドメダルを飲んでいきます。

バーボンは51%以上トウモロコシを原料とせねばならず、残りはライ麦や小麦などを使います。この比率をバーボンでは「マッシュビル」と言いますが上記の通りこちらの銘柄はトウモロコシの使用量が多いのが味わいの特徴みたいです。

ただトウモロコシが80%より多いとバーボンではなく「コーンウイスキー」という区分になってしまうので51%〜80%の間の上の方、ということなんでしょうね。

(調べたらトウモロコシが73%という情報あり。ただ他の有名なバーボンも70%超えてるので特別高い比率ってわけではなさそうですがどうなんでしょうか)

 

テイスティング

香り

バニラ、ウッディさ、柔らかな穀物、オレオ、僅かにレーズン。

メインはバーボンらしいバニラ香。そして他のバーボンと比べると溶剤系の香りはほぼ感じません。ただアルコールの刺激はそれなりに強め。普段バーボン飲まない方でも抵抗無く嗅げる香りかと。

 

ストレート

まずサラッとしたテクスチャーで蜂蜜とバニラの甘みが広がり、ライ麦系のスパイシーさと甘やかな穀物、溶剤が追いかけてきます。余韻にミルククリームが残ります。

意外とストレートでも普通に飲める。刺激はあるが特段気になる存在ではなく、軽めの酒質も相まってサラっといけちゃいます。

 

加水

(香)加水するとバニラ香が弱まる。

(味)あ〜味わいはライ麦のスパイシーさと穀物がかなり前に来ましたね。そして少量加水でもけっこう水っぽく。アカン。

加水はNON NON NON。

 

ロック

(香)冷やすと逆に温かみのあるクッキーのような甘い香りが立ってきました。

(味)まず前半はライトで穀物の香ばしさがメイン。ただ後半からバニラ、バナナ、穀物の濃い甘みにウッディさがアクセント。余韻には酸味と溶剤が残ります。

流石バーボン、ロックは合いますね。40%なのでパンチには欠けますがその分飲み疲れしない味わいですね。

 

ハイボール

(香)ほんのりバニラの香り。香りはかなり弱め。

(味)バニラ、蜂蜜、ウッディさ、僅かにりんご系フルーティーさと溶剤。余韻は少しドライかつビターでスッと消えていきます。

流石のハーパーソーダ、甘いのにスッキリ爽快。バーボンソーダの中でもかなり飲みやすい部類。

 

総合評価

なるほど、全体的にスッキリした味わいでワイルドターキーやオールドグランダッドなどと比べると取っつきやすいですね。

ハイボールはとても美味しいのですが…1つだけ。もし普段バーボン飲まない、何ならちょっと苦手という方は同価格帯のメーカーズマークの方がより万人受けがよくて美味しいので僕はそちらをオススメします。

というか微妙に値が張るので「バーボンの中では飲みやすい」だけで選ぶか?という疑問も浮かぶ…せめてメカマみたいにボトルデザインの良さがあればいいのですがめっちゃ地味…。

総じて悪い銘柄ではないですが「これじゃなくてよくね?」という気持ちになりました。

 

香りバーボンの癖は控えめで甘やか
ストレート意外とストレート飲める
加水腰引いてる
ロック飲みやすいバーボンロック
ハイボール飲みやすいバーボンハイボール
総合評価飲みやすいけどこの価格であればボトルデザイン含めもう一捻り欲しい

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この記事を書いた人

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