リニューアルした宮城峡が予想の5倍イメチェンしていた

 

基本情報

容量:700ml

アルコール度数:45%

種別:シングルモルト

産地:宮城県

製造会社:ニッカウヰスキー

実売価格:6500円前後

1杯(30ml)の価格:約280円

 

商品説明

日本のウイスキーの父、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝が晩年にたどり着いた、ふたつの清流が交わる森閑とした峡谷に佇む、宮城峡蒸溜所。その場所で、丹念なスチーム間接蒸溜により生み出される、なめらかなシングルモルト宮城峡。りんごや洋ナシを思わせる甘く華やかな香りと樽由来のやわらかなバニラ香が調和。ドライフルーツのようなスイートさとなめらかな口当たり。モルトの甘みと樽香が優しく広がるやわらかな余韻が特徴です。

前回の余市に続き昨年リニューアルした宮城峡を新旧比べていきます。

余市よりこちらの方がラベルの印象が変わったと僕は感じました。未だにこの緑に慣れません笑。

現在新ラベルも安定して買える宮城峡。多くの酒屋やネットで6400〜7000円ほどと定価以下で売られています。

旧ボトルの頃は売れ残りだ不人気だと若干ネタにされていた宮城峡。リニューアルを機にそのイメージを跳ね返せるか、早速飲んでいきます。

 

テイスティング

香り

[旧]はチョコレート、モンブラン、ブルーベリー、バナナ、ナッツ、カフェオレ、僅かに塗料。

基本は茶色で甘い香りにフルーツ香、豆系の香ばしさ。少しだけ油の香りが。

[新]は…うわっ全然違う。温かみのあるカスタードと古めの樽の香りが印象的。シェリー樽が減ってバーボン樽の割合増えた?

宮城峡=シェリー樽で取っつきにくいというイメージからガラッと分かりやすくてシンプルな雰囲気に変わりましたね。

 

ストレート

[旧]はまず硫黄っぽさ、あります。からのマンゴー、ナッツ、りんご、薄めの蜂蜜、乳酸。中盤にシェリー樽由来のスパイシーさとえぐみ、フィニッシュにほんの少しスモーキーさが抜けていきます。テクスチャーはトロッと、そして少しザラッ。若さもそれなり。

[新]は少しボヤッとしてます。少し渋めの樽感⇨洋菓子系の甘み⇨華やかさ⇨香ばしさ。余韻は若干ビターか。テクスチャーはサラッと、少しザラッ。何か…45%にしては薄い…か?

旧は若干ワチャワチャしてましたが、新はより分かりやすい。というか深みが減ったかも。何か新興蒸溜所のシングルモルト(58%)を薄くした感じ。やはりシェリー樽原酒は減ってて、バーボン樽由来のフレッシュなフルーツになってる。

個人的に今後も飲み続けたいのは肩肘張らずに飲める[新]ですね。[旧]は美味しく飲むための条件が厳しい。。。

 

加水

(香)[旧]はりんご強化。[新]はみかん強化。

(味)[旧]は一気に飲みやすくなりましたね。多少渋みは出ますが許容範囲。[新]はアーモンドだ。凄いナッツ感!あと栗!若干漬物のような発酵臭も。旧と比べて少し薄いか。

両方飲みやすくなりましたね。加水に関しては[旧]の方が変化が大きく、またボディもへこたれないのでオススメ。[新]はボーッと飲みたい時用かな。

 

ロック

(香)[旧]はりんごと共にオイル臭が…。[新]は甘くて元気でいいですね♪

(味)[旧]は冷やすと木の渋みが少し出てきた。引き締まった甘みにフルーティーさを添えて。全体的にドライな印象。[新]は冷やすとよりバーボン樽の要素が鮮明に。カスタード系の甘みにこちらも樽ビター。若干スモーキー。でも旧より渋みは少ないですね。

僕はロックで多少渋みが出てもOKな人間なので[旧]のシェリー系ロックらしい味わい、好きです。オイル感は立っていましたが…。

[新]は無難に纏っていますが……正直無難過ぎる!尖った旧か、丸くなった新か、難しい…。

と思ったが[新]は氷入れて軽くグラス揺らして飲む「加水最小限状態」であればけっこう美味しい。

 

ハイボール

(香)[旧]は僅かに蜂蜜の甘い香り。[新]も蜂蜜、そして少しスモーキー。

(味)[旧]はクリーミーかつ若干ビターで少し塗料感。シェリー樽のネガな部分出てる。大多数の方には受け入れられないと思いますが…僕は嫌いじゃないんですよね笑。

対して[新]は樽感から始まりフルーティー⇨甘み⇨スモーキーさ⇨若干の渋みへと移ろいます。

プリンみたいに甘いハイボール。飲みやすくて、食事ともよく合います。というか[新]のハイボール、めっちゃ好きです。

 

総合評価

旧宮城峡はシェリー樽のネガティブな部分が目立っていたこと、そして何よりハイボールがイマイチなのが売上にも響いていたかと思います。

そこでニッカは新ボトルでは明確にハイボールに主眼を置いてチューニングしてきました。また近年の樽価格の高騰もあってシェリー樽を減らして他の樽使おうってなったんでしょうね。味わいからそれをビンビンに感じました。

今回のリニューアル、賛成派と反対派、明確に分かれそうです。多くの方にとっては[新]の方が取っつきやすくてハイボール美味しいので受け入れられるでしょう。

ただ旧宮城峡を愛していた方は間違いなく寂しい気持ちになっちゃうぐらいのリニューアルでした。

ちな僕は賛成派です。今回のハイボール、かなり好き♪シェリー樽感も少し残しつつバーボン樽の間口の広さがちょうどいい。不人気というレッテルに惑わされず飲んでみて欲しいですね。

 

香り温かい
ストレート単体でみたらそれなり、ただ旧より間口が広い
加水可もなく不可もなく
ロックタイミングによっては☆4いく
ハイボール下手し☆5いくぐらい好き
総合評価ハイボール人気を獲得するためにイメチェンした宮城峡
これを良しとするかはあなた次第です

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この記事を書いた人

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