サントリーウイスキー ホワイト

 

基本情報

容量:640ml

アルコール度数:40%

種別:ブレンデッド

産地:日本

製造会社:サントリー

実売価格:1100円前後

商品説明

ホワイトは初の国産ウイスキーとして1929年にリリース。当時は「サントリーウイスキー」という商品名でしたが、その白いラベルから「白札」や「シロ」と呼ばれ、東京オリンピックが開催された1964年に現在の「サントリーウイスキーホワイト」に改名した歴史があります。

そんな歴史があるホワイトですが、しっかり原料がモルト&グレーンで度数も40%、容量が640mlと少ないものの、実売1100円前後という価格は値上がり続くサントリー製品の中で最安クラス。なのになぜ全く話題にあがらないのでしょうか?

個人的にはトリスや角と違ってサントリーが売る気が無い、というのが大きな要因だとは思います。それとボトルデザインや名称からも古臭さが漂っており若者が手に取らないというのも大きいでしょうね。

あと考えられるのは味ですが…不人気の理由はどこにあるのか、早速飲んでいきます。

※サントリーホワイトは「ジャパニーズウイスキー」ではありません。

 

テイスティング

香り

1000円台ウイスキーらしいアルコール刺激がちゃんとあり、それを乗り越えるとカスタード、レーズン、グレープフルーツ、い草、少しのピートを感じます。

時間が経ってもアルコール刺激はハツラツとしています。

 

ストレート

口に含むと甘さ⇒ビターさ⇒僅かな甘さが感じられます。

具体的にどうこう、というよりふんわりした味。

アルコール刺激は香り程は感じられず、ボディはかなり軽め。

サラサラ飲めちゃいますが、あまりウイスキーを飲んでる感が無いですね汗

 

ロック

ナッツ、レーズンの甘みが少し顔を覗かせた後に樽の渋み、僅かなスモーキーさが続きます。

嫌なビターさもなくマイルドな飲み口で全然美味しいと思いました。

そして国産ウイスキーらしく水割りも甘く水みたいに飲めちゃいます。

 

ハイボール

バニラの甘さ、洋梨、少し違和感のあるレーズン、若干のナッツ、そしてりんごの酸味が感じられます。

余韻はさっぱりで少しアルコール感があります。

サラッと飲めて悪くないハイボールです。食事に合わせたいですね。

 

総合評価

凄く還元して言うなら「少し濃いトリスクラシック」です。

ほんのり甘く、比較的誰にでもオススメできる味わいだと思います。

では何で不人気なんだって話ですが、ホワイトは安定して60点以上取れる銘柄だと思いますが、同時に80点以上を取る程のバランスや個性はありません。言ってしまえばクリリンなんですよね。

片や同価格帯のティーチャーズやディープブレンドなんかは好みはあれど安定して90点以上を叩き出してきます。悟空にフリーザ…流石にクリリンでは太刀打ちできません(笑)

結論:ホワイトはクリリン。

 

香りアルコールさん元気
ストレートライトボディ
ロックストレートより鮮明に
ハイボールほんのり甘いさっぱりハイボール
総合評価700mlで売ればもう少し印象良くなりそう

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