サントリー ローヤル

基本情報

容量:700ml

アルコール度数:43%

種別:ブレンデッド

産地:日本

製造会社:サントリー

キーモルト:山崎、白州

店頭実売価格:3800円前後(スリムボトルは3300円前後) 

 

商品説明

以前はサントリーの最高級ブレンデッドといえばこのローヤルであり、「サントリーの創業者であり、初代マスターブレンダーである鳥井信治郎の最後にして最高の名作。日本人が本当においしいと感じる味わいを求め続け、彼が完成させたブレンド比率はまさに黄金比と呼ぶにふさわしい極み」とのこと。

今では響に話題を奪われ、3000円を超える価格と少々時代を感じるボトルデザインから若者でローヤルを飲んでいる、という方は少ないのではないでしょうか?NAのブレンデッドで実売3000円超えという価格設定、「最高の」「王族に相応しい」の名に恥じない味なのか、じっくり検証していきます。

 

ボトルの違いについて

ローヤルには特徴的な形の700mlボトルと660mlで収納にも便利なスリムボトルの2種類があります。違いは容量だけでなく、前者はコルクキャップですが後者はスクリューキャップです。したがって保存のしやすさ、という点ではスリムボトルが優れています。ですがやはりローヤルといえば漢字の「酒」のつくりの部分「酉」をかたどった700mlボトルが象徴的ですし存在感ありますよね(半面場所をとるし注ぎにくい笑)。

ローヤルといえばこのデザイン

私はスリムボトルを愛飲しています。場所取らない、そしてキャップの質感(開け閉めの触感)が高級感あって好きなんですよね。何より40mlの差で価格は400円以上違うことが殆どなのでコスパとデイリーユースを重視するならスリムボトル一択かなーと思います。

このキャップの高級感、好き

テイスティング

香り:少しアルコール臭はあるもののすぐにラムレーズン、バニラ、りんご、ナッツの香りで満たされる。山崎白州両方のいい部分が出ていて品のある甘い香り。「これ絶対に美味いやつ」。

ストレート:蜂蜜の甘さがブワーッと広がって、ナッツ、花のようなフローラルな風味、そして余韻はバニラ。とにかく甘い。アルコール感はあるが甘みによってマスクされている。

ロック:冷やしてもビターさが少なく、まだまだ甘い。氷が解けてくるとフルーティーさも出てくる。普段からロックを飲んでる人にとっては甘過ぎる可能性がある。

ハイボール:やはり蜂蜜の甘さが強く、更に麦芽感が感じられ、鼻にシェリー樽特有の香りが抜けていく。これもまたビターさはなく甘めだが、クドさはない。ドッシリしたリッチなハイボールなので単品でじっくり味わいたい。

総合評価

とにかく甘い。3000円以下でここまで甘さに振ってるウイスキーは珍しい。甘いだけでなく麦芽、ナッツ、フルーティーさもあるリッチな飲み口どの飲み方でも一定以上のポテンシャルを発揮するのも高評価。そこそこの熟成感もあるので高騰しているジャパニーズとしては価格も妥当でしょう。むしろ響ジャパニーズハーモニーの半値でこの味、と考えたらもっと注目されてもいい銘柄なのではないでしょうか。

香り山崎と白州っぽい香り、甘い
ストレート熟成感はもう少し欲しい、甘い
ロックビターさは全くない、甘い
ハイボールリッチなハイボール、甘い
総合評価甘―――――――い!!!

今回紹介したウイスキー↓
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この記事を書いた人

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