響 ブレンダーズチョイス

 

基本情報

容量:700ml

アルコール度数:43%

種別:ブレンデッド

産地:日本

製造会社:サントリー

実売価格:16500円前後

1杯(30ml)の価格:約700円

 

商品説明

サントリーウイスキー「響 BLENDER’S CHOICE」は、様々な樽や、様々な酒齢の原酒を厳選し、ブレンダーの匠の技でブレンドした特別な逸品です。最低酒齢12年を超える原酒から一部30年を超える高酒齢原酒を使用。ワイン樽後熟由来の味わいを想わせる葡萄色(えびいろ)の手漉きの越前和紙を使用しています。

前回のジャパニーズハーモニー(JH)に続きブレンダーズチョイス(BC)を飲んでいきます。

私が飲み始めた2019年頃はJHが12000円ほど、BCがAmazonで10000円で買えるという逆転現象が起きてました。

コロナ禍+ジャパニーズブームでBCも一時期売ってないこともありましたが、2025年4月現在では唯一定価で売ってる響シリーズに。

というのとは…もしかして…美味しくn…

というのは冗談で僕はむしろそういうイメージが付いた銘柄に正当な評価をしたい人間なので、今回は偏見なしで素直な評価を下していきます。

 

テイスティング

香り

ベリー、パイナップル、青りんご、蜂蜜、アーモンド、ニスを塗った木。

香り立ちはしっかりめでシャープ。ワイン樽原酒からくるベリー系の酸味、そしてトロピカル&フルーティーが主。悪くないんじゃないの。

 

ストレート

マスカット、ベリー、トロピカルフルーツ、メープル。中盤にナッツ、りんご。フィニッシュにスパイシーさ、余韻に甘さと心地よいビターさが残ります。

テクスチャーはかなりサラッとしててアルコールの刺激は僅かにあるが気になるレベルではないかな。

フルーティーで甘くて美味しいですね。JHと比べるとフルーティー⇧甘み⇩熟成感⇧複雑さ⇧。僕はストレートで飲むなら断然BCですね。まぁ価格の割にはサラッとし過ぎてる(飲みやす過ぎる)気はする。

 

トゥワイスアップ

(香)少量加水だとスパイシーな酸味が増える程度、同量加水だとフレッシュな柑橘系のフルーティーさが立ってきます。

(味)少量加えるだけでギュッと詰まった甘さと香ばしさがが開いてマイルドになりますね。ただフルーティーさは少しダウン。トゥワイスアップになると更に砂糖水かな?ってぐらい甘くなります。

JHと違って加水にある程度耐えるので少しずつ水を加えて自分の好みの割合を見つけるのが良さそう。甘いのが好きな方、アルコール刺激に敏感な方は加水オススメですよ。

 

ロック

(香)バニラクッキーの甘さにお新香(白菜漬け)みたいな酸味が感じられます。でも全然ネガティブじゃないですよ。

(味)テクスチャーが粉っぽくなって加水以上に甘香ばしさが支配的。口に含んだ瞬間にベリー&トロピカルは感じるんですがすぐに消えてしまう。フィニッシュにはコーヒーヌガーの苦み。

氷が溶けてきてもあまり味の方向性に変化はありません。

う~ん…いや全然悪くはないんですよ。でも纏まりがない気がする。個人的にはストレート加水の方が好きかな。

 

ハイボール

(香)フルーティーさと共にチーズの香りが拾えます。

(味)蜂蜜、バニラ、ブドウ系のフルーティーな甘さにダークビターが覆い被さる感じ。中盤にミルク、余韻は短め。口当たりはクリーミーながら全体的にはサッパリした印象。

1万円以下なら美味しいって言うけど16500円でこの味わいならコスパの面で✕。お金持ちさんやハイボール専の方が割る分には止めはしないが。

 

総合評価

味わいに対して価格が少しお高い(コスパ悪い)ものの、明らかJHより熟成感があり僕は好きでした。

ただJHでは感じられたミズナラ原酒の雰囲気や「日本のウイスキーらしさ」みたいなのは全く感じない。「これはスコッチのワインカスクフィニッシュです」と言われたら僕は信じる。

どっちがオススメか…ハイボール専門の方や響らしさを感じたい方はJH、それ以外はBCがいいですね。

オススメの飲み方ははストレート&加水ですね。ロックも悪くはない。ハイボールしか飲めないって方はやめておきましょう。

総じてJH同様に価格に対しての味はもう一歩かなと。やはり今後のアップデートに期待したいと思います。

 

香りフルーティーでシャープ
ストレート飲みやすいに振ってる
加水砂糖水
ロック纏まりが無くなる
ハイボール美味しいけどコスパ的に無し、ブルジョワ民専用ハイボール
総合評価個人的にJHより好きだけどやはり価格に対してもう少し頑張って欲しいと思ってしまった

今回紹介したウイスキー↓
(Amazonリンクは画像をタップ)


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この記事を書いた人

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