基本情報
容量:350ml
アルコール度数:7%
原酒産地:日本、英国
製造会社:キリン
定価:228円
商品説明
富士御殿場蒸溜所の「キリンウイスキー陸」を100%使用したハイボール。多彩な原酒を主体としたブレンドによる、
「ほのかな甘い香りと澄んだ口あたり」を実現しました。
今回は12月10日に数量限定で発売されたキリンの陸ハイボール缶をレビューしていきます。
定価228円と比較的お求めしやすい価格、そしてウイスキーとソーダだけのピュアなハイボールであることが特徴です。
キリンのHPを見ててもボトルで売られている陸をベースとしていることが伺えますので、詳細は以前投稿した「陸」の記事を見てもらうとして早速飲んでいきます。
テイスティング
香り
溶剤、瓜、キャラメル、レーズン。
甘くて爽やかでバーボンのニュアンス漂う香り。わざとらしさが無く、本格的。
缶直
まずキリンらしいバーボンっぽい溶剤感、そしてバニラ、樽感と続きます。後半からシュン…と味わいが消えてしまいます。
これはかなり「飲みやすさ」に振り切った味わいですね。何の抵抗もなくスーッと喉の奥へと流れていきます。何なら温くなっても甘み主体でとても飲みやすいです。特にキリン特有のバーボンっぽさがだいぶマイルドですね。嫌なアルコール感やクリーミーさもありません、スッキリしています。
反面普段自分でハイボール作ってる方からしたら薄いと感じるでしょうね。食事と合わせてちょうどいい塩梅。
氷入りグラス
(香)爽やかな柑橘の香りが僅かに。
(味)バーボン感が薄れて更に爽やかな味わいに。余韻に穀物の甘みがほんのり残ります。
飲みやすさは凄い。でも薄すぎる…もう少し「ウイスキー飲んでるぞ!!」って感じが欲しい。個人的には缶直の方がオススメかな。
ボトル陸の1:4のハイボール
今回はメーカー推奨の1:4のハイボールと比較してみます。
度数が7%と10%と違うとはいえ、明らかにボトルの方がバーボンっぽさがバシッと感じられます。更に林檎のフルーティーさや穀物の香ばしさもしっかり。1:4でも飲み応えが凄い…。私はやっぱり自分で作るこの陸ハイボールが好きですね。
総合評価
これはウイスキー好きが求めるハイボール缶と言うより晩酌などで気軽にウイスキーソーダを飲みたい一般層に向けたハイボール缶ですね。
陸の長所でもあり短所でもあるバーボンっぽさが控えめで、誰でも気軽に飲める味わい。食事との相性もかなり良さげでした。価格も求めやすくていいですね。
ただし普段自分でハイボール作ってる方からしたら間違いなく”薄い”です。私は一口飲んで「物足りないよ~」と思っちゃいました。既に陸をボトルで持ってる方は特段買う必要は無いと思います。
香り | 自然 | |
缶直 | 飲みやすいと取るか、薄いと取るか | |
氷入りグラス | 飲みやすさは凄いがとにかく薄い | |
総合評価 | ピュアなハイボール缶。初めて陸に触れる方や普段ウイスキーハイボールを飲まない方にオススメ。ウイスキーマニアは過度な期待をせずに買ってみてね。 |