
アルコール度数:9%
原酒産地:日本、カナダ、アメリカ、アイルランド、スコットランド
製造会社:サントリー
実売価格:385円
商品説明
「碧Ao」らしい甘く華やかな香り、まろやかな口当たりと厚みのある味わいが特長で、心地よいスモーキーさも感じていただけます。ハイボールとしてのベストバランスを追求し丁寧にブレンドしました。
本日発売!ワールドブレンデッドウイスキー碧の缶ハイボールをボトルと飲み比べながらテイスティングしていきます。
気になるお値段…350円+税の385円!!なんでしょうね…普通に考えたら高いんでしょうけど最近300円を超えるハイボール缶がポンポン出てるので私は何も感じません笑。
ちなみに40%の碧がこの中に78.75ml入っていることになり、実売5500円のフルボトルで換算すると618円分のウイスキー+炭酸。それで385円は安いでしょ!!
いやボトル碧が割高なだけやでとか言っちゃダメ
私の地元では大手スーパーにはなく、セブンイレブンにのみありました。正直買えてホッとしてます。
ウテイスティング
香り
バニラ、ケミカルさ、洋梨、藁、キウイ、僅かに内側が焦げた樽。
碧ってもっとバーボン感強いと思うのですが、缶から嗅ぐ限りだどアイリッシュみたいな、ケミカルで軽快でフルーティーな香りがします。溶剤感やバニラは控えめ。凄く良いわけでもないけど思ったより期待できそう!
缶直
まずメーカーズマークみたいな爽快バーボン味に強めのバニラ、そしてスモーキーさが追いかけてきます。フィニッシュにオレンジ、余韻はスッキリしています。
あれ?これ普通に飲みやすくて悪くないかも…。というか思ったよりスモーキーさも効いてる。バーボンっぽさ控えめで食事にもよく合う。
ただ冷静になると385円で飲みやすい缶ハイボが欲しいかと聞かれたら…ウ~ン…。
氷入りグラス
香りはバニラがメインで少し爽快。ボトルの方はもっと重いバニラ香がゆら〜と漂います。
味わいはバニラ、ライウイスキー系のスパイシーさ、バーボン味、グレーンのモタッと感。少しだけスモーキーさも残った。とにかく爽快。余韻に焦げた樽感と溶剤。
対してボトル碧はすんごいバーボン!バナナ!バニラ!何か陽気な味わいが続きます。フィニッシュに少しだけスモーキーさ。缶がかなりスッキリだったのに対してボトルはけっこうコッテリ。
結論から言うとボトルと缶、どちらが好きかと聞かれたら缶です。ボトルはバーボンの主張が強過ぎます。
そして缶直かグラスかだったら缶直です。ちょっとグラスに移すとスッキリし過ぎです。めちゃくちゃ飲みやすいですが、それは200円台のハイボール缶でもいいですもん。385円にそんなの求めてません。
総合評価
名前は碧、デザインも碧、コンセプトも碧ですがいい意味で別物レベルでした。
前述の通りボトルはバーボンの主張が強過ぎるのが不評でしたが缶はバーボン感が控えめでその点はかなり評価したい。
特に缶直は良くも悪くも「ごった煮」。甘くスモーキーで僕は好きでした。人によっては「掴みどころがない」「纏まりがない」と思うかも知れませんが…僕がスモーキー中毒だからか、好きです(2回目)。食事にもよく合います。
ネックはやはり価格。385円出すかと聞かれたら怪しい。同社が出してて半値で買える「ティーチャーズ缶」の倍の価値は間違いなく無いですし、やはりこの価格であれば「高いけどつい買っちゃうんだよなぁ♪」と言わせるだけの中毒性がないと。
碧にそれは無い。これが結論です。
香り | バーボン控えめ、普通のブレンデッドみたい | |
缶直 | ごった煮テイスト、僕は好きだけど300円以下だと嬉しいし385円は厳しい | |
氷入りグラス | すんごい飲みやすい、高いけど | |
総合評価 | 思いの外美味しかったがサントリー社員には「碧」=高いだけのブレンデッドブランド、だと知ってほしい |
ご覧いただきありがとうございました。
それでは皆様楽しいウイスキーライフを♪
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