
基本情報
容量:350ml
アルコール度数:9%
原酒産地:日本
製造会社:サントリー
実売価格:726円
商品説明
白州蒸溜所が生み出す原酒による爽やかな味わいでありながら、アメリカンホワイトオーク樽で長期熟成させた原酒を一部使用することで、豊かな余韻も感じていただけます。氷を入れたグラスでおいしくお飲みいただけるようブレンドしました。
6/10に発売された4種類目の白州缶ハイボール「爽やかにして豊かな余韻」を飲んでいきます。
これまでの山崎&白州缶はすべて税込660円でした。今回も定価660円と聞いていたので「価格据え置きか!ありがたい!」と思っていたら税抜660円(込726円)と10%値上げでした。ぐぬぬ…仕方ないとはいえ流石に高い…。
今回は缶直とグラス移しの2パターンに加えてボトルで売られてる通常白州をハイボールにして飲み比べしていき、この缶ならではの魅力も掘り下げていきます。



テイスティング
香り
おぉ!THEバーボン樽という青りんごの爽やかな香り。加えて熟した果実や蜂蜜のような甘さもあり、これは飲む前からテンション爆上がり!
缶直
赤りんごのフルーティーさに森というより角材のような木の香り、ブドウの渋み、蜂蜜。あと僅かに生姜系のスパイシーさが確実にいます。余韻に甘みとともに木を燃やしたようなスモーキーさが僅かに残ります。
味わい自体はど真ん中ストレート、誰が飲んでも美味いやつ。9%ながら飲みづらさやアルコール感は抑えられ缶直でも十分美味しいです。仕方ないですが氷が無い分だけ余韻がモタッとするので、そこで好き嫌いは分かれるかも。
氷入りグラス
香り…やはり氷が入った分だけ甘みが抑えられてより通常白州に近い香りに。違いは通常白州の方が少しスモーキーさが強い分香り立ちも強く感じる程度。
味わい…前半は爽やかな果実+木は変わらず。加えて中盤にバーボンのような溶剤感(というかケミカルさ)、ぶどう、蜂蜜、樽感、コーヒーヌガー。余韻は少しさっぱりしたもののやはり甘みが残ります。ちょっとグラスに移すと炭酸が抜けやすいのは気になりました。
通常白州…やはり青りんごですね。そして序盤から森や木の雰囲気がより強いです。加えてナッツや樽感。甘みもあるにはあるものの全体的にとにかく爽快で余韻もサッパリしています。万人受け感半端ない。
缶の方は赤いりんごに蜂蜜のバーモンド味。甘みがクドくない程度に主張しており、爽快スッキリな通常白州とはベクトルが少し違います。
食事と合わせるなら通常、じっくりデザート的に飲むなら今回の缶ハイボール非常にいいですね♪
総合評価
まず結論から。「高いけど美味しいので買い」です。単純にハイボール缶として完成度高いです。そして副題「爽やかにして豊かな余韻」の通り序盤は爽やかながら余韻はしっかりな味わいでした。
通常の白州ハイボールはスコッチで言うスペイサイドモルトのようなフルーティーかつ軽快な味わい。余韻もスッキリ。
対してこちらはハイランドモルトのような蜂蜜の甘みと赤りんごの味わい。余韻も甘く飲みごたえがあります。グレングラント10年と12年のように根底の部分は同じでも舌で感じる表層の部分ははっきりと違いました。
普段中々味わえない白州の表情を楽しみたいウイスキーマニアやたまには美味しく贅沢を味わえるハイボール缶を飲みたい形にはオススメします。単純に美味いですから♪
ちなみに726円という価格ですが、仮に7700円のウイスキー1ショットが334円(な阪関)。350mlは家で作る1:3.5のハイボール約2.6杯分は飲めるので865円分。そう考えると実は高くないんです。「そもそも7700円の時点でたけーよ!」という言われたら私は「その通り!」と同意します汗。
香り | 素晴らしい | |
缶直 | 少し重いがこの時点でも普通に美味しい | |
氷入りグラス | ハイランドモルトっぽいハイボールだが、白州らしさも少し感じ取れる | |
総合評価 | 副題通りの味わいで完成度高く美味いが如何せんお高く手に取りづらいのでこの評価 |
ご覧いただきありがとうございました。
それでは皆様楽しいウイスキーライフを♪
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