三郎丸蒸留所のスモーキーハイボール

基本情報

容量:355ml

アルコール度数:9%

原酒産地:日本、英国

製造会社:若鶴酒造株式会社

定価:361円

 

商品説明

1952年にウイスキー製造をはじめてから、スモーキーな香りにこだわってきた三郎丸蒸留所。その三郎丸蒸留所が日本で初めて開発したスモーキーハイボール缶がさらに美味しくなりました。​​多層的なピート香とキレのある飲み口をどうぞお楽しみください。​​
※三郎丸蒸留所モルトとスコッチグレーンウイスキー等の輸入原酒を用いてブレンドしています。

今回はコンビニやスーパーで見かける機会が増えてきた三郎丸蒸溜所のハイボール缶を飲んでいきます。ちなみに容量は少しだけお得な355mlです。

日本初のスモーキーハイボール缶らしい先代は「ハリークレインズ」という名で売られていました。そして三郎丸蒸溜所の名を冠してリニューアルしたのが1年半前。世界初の鋳造製ポットスチル「ZEMON(ゼモン)」で蒸留した原酒を使用しているそうです。私は先代飲んだことあるのですが、確か300円弱の割に薄くてイマイチだなぁ…と思った記憶があります。

 

ゼモンとは400年の歴史を持つ高岡銅器の梵鐘の製造技術から生まれ、従来の蒸留器と比べて高品質・高寿命・短納期・コストダウンを実現した特製のポットスチル。銅と錫(すず)の2つの効果でよりまろやかで高品質な蒸留酒が出来上がるそうです。(梵鐘=お寺などにある鐘のことです、一応)

三郎丸蒸溜所の初留・再留のポットスチル「ゼモン」

  

テイスティング

缶直

(香)ライムの爽やかさ、プラムの甘さ

(味)まずビターでスッキリとしたピートスモークが鋭く感じられて鼻に抜けていきます。中盤辺りにライムやバニラを感じて最後はかなりスッキリめに消えていきます。余韻もほぼありません。

思ったよりちゃんとスモーキー。9%なので多少アルコール感はありますがスッキリしているので相当飲みやすい。また食事にもバッチリ合いますね。味わいとしてはブレンデッドということもあり複雑とというより単調ですね正直。

        

氷入りグラス

(香)線香のような煙たいスモーキーさとライム

(味)スモーキーさが落ち着いてまったりしたテイストに。その隙間から穀物やバニラの甘さが缶直より感じられます。しかし余韻は相変わらずスッキリ。

元々飲みやすかったのが更に更に飲みやすく。反面、そんなに氷溶けてなくても薄いなと。360円出してこんな薄いハイボール飲まなくていいよねって思ってしまった…。

 

総合評価

私1年半前のリニューアルからけっこう好きで何本も飲んでるんですよ。スッキリし過ぎてる気はするけど、だからこそ9%缶直でも飲みにくくないし食事何でも合って美味しいんですよ♪

でも前は300円前後だったので値上げされてますね…たった60円かも知れませんが360円は普段飲みにしては高いし、それだったらもっと「三郎丸らしい個性」「特別感」「高級感」が感じられる味わいが欲しいところ。三郎丸のモルト原酒が核になってるとはいえ他は海外原酒ですから余計。それだけジャパニーズウイスキーがブランド化してるってことでしょうね~。

それと氷グラスに移すのはオススメしません。これならもっと安いやつでいいよねっていうスカスカな味になってしまいます。

「スッキリスモーキーが好きな人」「ジャパニーズが好きでそこにお金を払える人」にはオススメしますが、普段飲みとして家で飲むならもう少し価格を抑えて300円以下じゃないとちょっと高いかなって思ってしまいました。いや味はホント、何本も買ってるぐらい好きなんですけどね。(ティーチャーズの2倍以上の味かって聞かれたら…う~ん…。)

香り爽快
缶直スッキリスモーキーで飲みやすい
氷入グラススッキリからスッカスカに…
総合評価味は好き!だけど360円はちと高い

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