ハイランドバード

 

基本情報

容量:700ml

アルコール度数:40%

種別:ブレンデッド

産地:スコットランド

製造会社:クオリティ・スピリッツ・インターナショナル社

キーモルト:不明

実売価格:1000円前後

 

商品説明

イヌワシがでかでかと描かれた特徴的なパッケージが目を引くハイランドバード。「i」の部分が鳥になっていたり、遊戯王の準レアカードみたいにキラキラしたパッケージだったり興味深いデザインです。

製造元のQSI社はグレンフィディックでお馴染み「ウィリアムグラント&サンズ社」の子会社らしく、キーモルトにはハイランド&スペイサイドのモルト、そしてローランドのグレーンが使われているみたい。熟成年数はルールギリギリの3年だそうな。

WG&Sといえばスペイサイドの「グレンフィディック」「バルヴェニー」「キニンヴイ」そしてローランドの「ガーバン」「アイルサベイ」があるが、私が知る限りハイランドの蒸溜所は所有していない。一部の記事やユーチューバーが「すべてWG&Sの原酒」と言っているが、本当だろうか。確かにスペイサイドのモルト、そしてローランドのグレーンは親会社のものの可能性は高いだろうがハイランドモルトは他社から買っているのではないでしょうか?

そんないくら調べても原酒が分からないハイランドバード、地雷ウイスキーのオーラを纏っている気もしますが…杞憂であることを信じて飲んでいきます。

 

テイスティング

香り

麦芽、バニラ、薄っすらオレンジ、レーズン。

アルコールの刺激はそこそこ。シェリー感もけっこうありますね。最初は硬いのですが段々開いてきてバニラとレーズンが強くなってきます。あまり引っ掛かりがなくスムーズですね。

 

ストレート

 

口に含むとアルコールの刺激は控えめで、麦芽感が鬼盛り。その次にきな粉、熟したフルーツの鋭い甘さ。

とにかく甘い。私にはウッとなってしまう程甘く感じました。

 

ロック

 

冷やすと更に鋭い甘さが強くなる。その隙間からストレートではそれ程だったアルコールの刺激が襲い掛かって来る。

味わいとしてはナッツ、蜂蜜、黒糖、青りんご。後半はビターさが強調。

加水が進むほどビターさが増してきてしまいます。

 

ハイボール

 

引き続き蜂蜜、麦芽、バニラの甘さ、後半はビターさを伴ったスモーキーさ。

あまり特徴がないものの、特段ネガティブな感じも無いので喉越しでグビグビ飲める。晩酌のお供にいいだろうな。

 

総合評価

とにかく全体的に甘くていかにも安いスコッチだなぁという味。

ロックも飲めなくはないけども、ここは素直にハイボール一択でデイリーウイスキーとしてサラサラ飲んでいくのがいいでしょうな。甘党な上級者の方はストレートでもイケるかも知れません。

無理に探して飲むほどのクオリティではないですが、1000円前後という価格であれば損をするようなことは無いと思われます。

 

香りスムースで甘い
ストレート滑らかでとにかく甘い
ロックピリッと刺激&ビターさあり
ハイボールご飯の邪魔をしない無難な味
総合評価1000円強であれば悪くない

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