トバモリー 12年

 

基本情報

容量:700ml

アルコール度数:46.3%

種別:シングルモルト

産地:マル島

製造会社:ディステル社

実売価格:7000円前後

1杯(30ml)の価格:約300円

 

商品説明

トバモリー蒸留所はジュラ島とスカイ島のほぼ中間にあるマル島のトバモリー村の港に面して建っている島唯一の蒸留所です。創業は1798年。1837年に操業を停止、1972年に「レダイグ」という名前で再開しましたが再び閉鎖。1990年になってバーン・ステュワート社が現在のトバモリーを再開させました。トバモリー12年は、2019年初頭に、「トバモリー10年」に継ぐ新たなフラッグシップボトルとして開始されたボトル。バーボンカスクにて12年熟成しています。

アイランズモルト5つ言いなさい。

そう言われても絶対に名前があがらないトバモリーを今回は飲んでいきます。

トバモリーとはゲール語で「メアリーの井戸」という意味らしいです。

こちらの蒸留所ではノンピートの「トバモリー」、フェノール値35〜40ppmというボウモアやタリスカーよりスモーキーな「レダイグ」というシングルモルト2種類を作り分けています。ブルックラディみたいで面白いですね。

 

テイスティング

香り

洋梨、オレンジ、杏、蜂蜜、バニラアイス。

フルーツバスケットだ。そして甘い香り。典型的なバーボン樽。香り立ちも良い。奥にアルコールが潜んではいるが気になる範囲ではない。

 

ストレート

やはりフルーティーですね!オレンジ、苺、パイナップル。また花っぽさ、ナッティーさも。中盤からオーキーでスパイシーな味わいが支配して余韻にはモルトのコクが残ります。テクスチャーとしてはサラッとしてます。

46.3%ということもあり中盤から一気に盛り上がってくる。前半はかなり好印象でしたが中盤以降のオーキー(ビター)さが少し気になりはします。そこで飲み手の足切りがあるかも。僕は全然美味しく飲めます。

 

加水

(香)果実味に加えてミントの清涼感出てきました。

(味)甘〜い。オレンジジュースや蜂蜜みたいに甘い。オーキーさは落ち着き、スパイシーさは若干残る。モルティさもかなり前面に来た。ビターさは無し。

いいですね〜加水。ちゃんと水に負けず踏ん張ります。

 

ロック

(香)先程までのフルーティーで軽快な甘さだったのがラムレーズンのような重い甘さに変化。

(味)びっくり!加水より更に甘くなりましたね。しかも単に甘いんじゃなくて凝縮された感じがある。他はベリー、ミント、ナッツ。余韻にも心地よい甘さが伸びていきます。

100%若干バーボン樽のはずがシェリーを感じる。加水が進むと少しだけまたビターさが中盤に出てくるものの、ストレートほど嫌ではなく最後まで美味しく飲めます。

 

ハイボール

(香)青りんごや蜂蜜の香り。

(味)すんごいトロピカルなフルーティー。やはり中盤にオーキー&モルティー。紅茶っぽい味わいも。余韻にまで蜂蜜の甘さが残ります。口当たりはクリーミーめ。

1:3だとかなり濃厚。その分若干クドさはあるかも。試しに1:4で割ってみると飲みやすさとパンチのバランスが◯。

  

総合評価

華やかさというか、取っ付きやすさはフィディックなど人気のスペイサイドモルトに軍配が上がるのかなとは思います。

こちらは少し重めのフルーティーさと46.3%のパンチ。どの飲み方をしてもこれらを堪能できる完成度の高いボトルでした。

ただ現在価格は6000〜7000円ほど。一番安いのはディステルのウイスキーを輸入してる「酒のやまや」さんの6380円送料無料だと思います。⇩をチェックするか店頭にて購入してみてください。

 

香りフルーティーで良き
ストレート人を選ぶ渋みはあるが僕は濃厚で美味しいと思った
加水甘い
ロック更に甘い
ハイボール普段は1:4で、たまには1:3で
総合評価隠れた銘酒。味わいに特別さは無いものの完成度は申し分なし。

今回紹介したウイスキー↓
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