基本情報
容量:750ml
アルコール度数:40%
種別:ブレンデッド
産地:スコットランド
製造会社:ジョン・バー&カンパニー
キーモルト:不明
店頭実売価格:1400円前後
商品説明
ジョンバーの詳細、ジョニーウォーカーとの関係については「ジョンバーレッド」の記事で詳細に説明していますのでそちらを参照してください↓ レッドは1Lでハイボールも値段以上に美味しいのでオススメです。
ブラックは同価格のレッドに比べ15年以下の熟成期間のスペイサイド&ハイランドモルトをベースにブレンドされておりスモーキーさも感じられるとのことなので、若さと単調さが目立ったレッドに比べ熟成感がありリッチなブレンドであることは間違いありません。でないと容量250mlの差の辻褄が合いませんからね。
実はレッドもブラックも今どきにしては珍しく玉付きボトルなんですよね。
これは本来中身の入れ替えを防ぐもので、未だに玉付きで有名なのはオールドパーですね。
この玉付きのデメリットは注ぎづらいということ。普通に傾けても極僅かしか出てこないため、どうやったら普通に注げるの?と困惑する方も多いでしょう。答えは簡単で少し勢いをつけて傾けると普通に出てきます。勢いをつけ過ぎるとドバドバ出て溢すことになるので要注意ですけどね(笑)
テイスティング
香り
レッド程ではないもののアルコールとグレーン感があります。その奥にリンゴとバニラ。
全体的に甘いです。個人的には悪くないですね。
ストレート
アルコールの刺激はそこそこで、グレーンの風味とメープルシロップのようなトロッとした甘さが目立ちます。中盤にナッツ、後半にビターさを伴ったスモーキーさ。
奥にはフルーティーさが見え隠れしている気がするのですが、アルコールの刺激が強く見つけられません。
う~ん…レッド程ではないもののブラックも若さが出ていて残念でした。
ロック
メインは蜂蜜、ナッツ、スモーキーさ。
ロックにすると嫌だったグレーンとアルコール感が飛んでナッツが強化されて飲みやすくなりました。しかし単調さは否めません。
加水が進むと甘さが落ち着いてビターさが目立ってくるので、氷を途中で抜くか早めに飲んだ方が良さそうです。
ハイボール
序盤は蜂蜜とグレーンの甘さ、そしてリンゴ。中盤からは心地よいビターさが出てきて余韻はバニラ。
サッパリ系だったレッドとは対照的にコッテリ系のハイボールになりました。またレッドよりグレーン感が少ない為、個人的にはコチラが好きです。
私だったら容量の差があってもブラックを選ぶかな。
総合評価
ジョンバーレッドよりは確かにリッチだとは思います。しかしジョニ赤やホワイト&マッカイ等のコスパ最強のメジャー銘柄には及ばず、といったところでした。何よりストレートの安っぽさは残念でした。
真価を発揮するのはハイボール。これはコッテリ系が好きな方にはけっこうハマると思います。ロックも悪くないですけどね。
じゃあレッドとブラックどっちがオススメ?と聞かれたらサッパリ飲めて容量が多いレッドの方がオススメですかね。個人的好みはブラックなんですが。
個人的にこの2本の飲み比べは面白かったです。皆さんも是非2本セットで買ってやってみて下さい。
香り | 価格なり | |
ストレート | もう少し頑張って欲しい | |
ロック | ステアはほどほどに | |
ハイボール | こってり系が好きな方に是非 | |
総合評価 | 飲み応えあるハイボール飲みたいならブラック |
ご覧いただきありがとうございました。
それでは皆様楽しいウイスキーライフを♪
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