ジョニーウォーカー12年 ブラックラベル

基本情報

容量:700ml

アルコール度数:40%

種別:ブレンデッド

産地:スコットランド

製造会社:ディアジオ

実売価格:2600円前後(値上げ予定)

商品説明

今回も2023年10月から値上げ(値上げ幅は未定)が予定されているみんな大好きジョニ黒を飲んでいきます。

ジョニーウォーカーといえばブレンデッドスコッチの売上ランキングでバランタインなどに大きく差をつけて常に1位のシリーズ。その中でもブラックラベルは価格と味わいのバランスがとてもよく、「マスターピース」「アルティメット」と賞される程の銘酒として知られています。

ブレンド構成はディアジオが所有している30以上の蒸溜所の中から「カーデュ」「ラガヴーリン」「カリラ」「タリスカー」「クライヌリッシュ」「モートラック」「グレンキンチー」「ベンリネス」など40種以上の原酒を使用。他にも有名蒸溜所原酒が使われてますからね。マジで面子が凄すぎてヤバイです(笑)

この子は個人的にも思い入れがありまして、私がウイスキー沼にハマるきっかけになった銘柄こそがこのジョニ黒なんですよね。それが下画像の右のジョニ黒で旧ラベルにあたります。実は現在でもブログやYouTubeでジョニ黒美味しいと紹介されているのは右の旧ラベルが多くて、意外と左の現行ラベルに移行していることを知らないウイスキー好き少なくないんですよね。

  

そこで今回は私が現行ラベルもマスターピースなのかを確かめていきたいと思います。

 

テイスティング

香り

ピート、蜂蜜、麦芽、小豆、レーズン、りんご、パイナップル。

けっこうスモーキーさは強いですね。ですが甘さもフルーティーさもしっかりありバランスが良い。

アルコール刺激は僅かで、香り立ちが強く、豊か。

少量加水で更にパイナップルが増してきて個人的にドンピシャ好み。

 

ストレート

口に含むとまずピートのスモーキーさが広がって、追いかけるように蜂蜜や小豆の甘さ、僅かなレーズン、りんごの酸味、そしてまた最後はピートのビターさで終わります。

バランスがよくアルコール刺激は控えめなので飲みやすい。

少量加水で甘みが際立ってスモーキーさとのバランスが更に良くなり、かなりオススメ。

 

ロック

冷やすとピートのアタックが控えめになりパイナップル等のトロピカルフルーツ感と蜂蜜の甘さが更に強調。余韻に残るビターさにも甘さが含まれているので心地よく、とても美味しい。

加水が進んでも薄くならず、しっかりとしたボディが保たれます。

 

ハイボール

スモーキーさからバニラ、りんご、そしてケミカルさに抜けて最後は心地よい甘さが舌に残ります。

クリーミィだけどスラスラ飲める口当たりの良さを感じます。やはりバランスが良いんですよね。

食中食後どちらでもイケる万能さが凄い。

 

総合評価

まず旧ラベルを主に飲んでいた方にお伝えしますと味や香りは分かるレベルで変わっています。方向性は一緒ですがシェリー樽原酒が減少して若干単調に。アルコール感も気になるレベルではないものの強くなりました。香り立ちは現行の方がシャープで旧がマイルド。私は特にシェリー感が減ったのがショックで旧ラベルを買いに走り回りました(すべて私の推測と感想です)。

しかし段々と現行の味に慣れてくるとジョニ黒らしいスモーキーさと甘み酸味のバランスが良く、やはり現在でもブレンデッドスコッチの基準のような味だなと思いました。あくまで旧と比べると違いが気になるだけで、単体だと文句の付けようがないブレンド

初めてジョニ黒を飲む方は何の迷いも無く買って大丈夫です。1000円台ウイスキーからのステップアップにも最適ですし、これを基準に色々な方向へ派生するのにももってこい。

最近は原酒不足でラベルチェンジの際にガラッと味が変わるっつーか美味しくなくなる銘柄が殆んどですが、その中でもジョニ黒はかなり頑張って往年のジョニ黒の味を守っている方だと思いました。

流石天下のディアジオ神、一生付いていきますぜ!

 

香り三位一体
ストレート少量加水ドーピング
ロック一番ジョニ黒を堪能できる
ハイボール万能ハイボール
総合評価スコッチのメートル原器
3000円以内であれば☆5

今回紹介したウイスキー↓
(画像をクリックするとAmazonの商品ページに飛びます)

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この記事を書いた人

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