ジョニーウォーカー レッドラベル

 

基本情報

容量:700ml

アルコール度数:40%

種別:ブレンデッド

産地:スコットランド

製造会社:ディアジオ

実売価格:1500円前後

商品説明

今回はどこでも売っているジョニーウォーカーの末っ子、通称ジョニ赤を飲んでいきます。

今月ジョニ黒がけっこう値上がりしたのですが、実は先んじでジョニ赤値上げしてたみたいで実売1500円前後と安スコッチにしては少々お高めになっています。以前は1100円程だったので悲しいですね泣

キーモルトにはディアジオが所有するカリラ、ラガヴーリン、タリスカー、カードゥ、クライヌリッシュ、モートラック、ロイヤルロッホナガー、ダルユーインなど名だたる蒸溜所の原酒が使用されています。

元々は「スペシャルオールド ハイランド ウイスキー」として売られていましたが、1909年現在の名称に変更された歴史があります。

110年以上の歴史があるジョニ赤、その歴史に恥じぬ味なのか早速味わっていきます。

  

テイスティング

香り

パン、ぶどう、洋梨、ベーコン、土っぽさ、ピート。

安いウイスキー特有のグレーン感とアルコール感はしっかり完備。しかしその奥から雲った感じの香りが広がってきます。

分かりやすさはないものの、多様な香りを感じ取れるのは流石ジョニーウォーカーだなと。

少量加水でオレンジ、チョコレートが追加。

 

ストレート

口に含むと蜂蜜のトロッとした甘さとしっかり磯感じるピートがブワッと広がって、その後に柿、花の蜜、スパイシーさ。余韻にはスモーキーさを含んだビターさ。

1000円台スコッチの中でもトップクラスの飲みやすさ。中々ストレートで飲める安ブレンデッド珍しいので貴重な存在ですね。

少量加水でスモーキーさが和らいで甘さが優位に。スモーキーさが不得意な方はこれが吉。

ロック

冷やすと雲がかった香りがスッキリしてオレンジの酸味が出てきました。

味わいはまずシャープな甘みが前面に出て徐々にスパイシーなスモーキーさに変化。余韻に樽の渋み。

ストレート同様に味わいはしっかり感じられるのに飲みやすい。

 

ハイボール

蜂蜜、ぶどうジュース、ナッツ、バナナ、そしてピートを感じます。

全体的に甘いので飲みやすいと思うのですが、スカッと爽快な飲み口ではないですね。どちらかというと味わいがしっかりとしたハイボールでした。

これだけ有名な銘柄でありながら「ハイボールが美味しい」って声、ティーチャーズなんかと比べると少ないんですよね。それはやっぱり好みが分かれるからじゃないかなぁ。

 

総合評価

貴重なストレートが美味しい安ブレンデッド。他の飲み方でも一定以上の味わいがあるのは流石天下のジョニーウォーカーだなと。

しかしハイボールは意外と好み分かれそうなので、私の勝手な判断ではハイボールしか飲まないって方はデュワーズやティーチャーズを購入した方が失敗しない気がします。

それとスモーキーさもエントリーボトルにしてはけっこうありますね。体感でいうとティーチャーズ程ではないけどデュワーズ同等かそれ以上ぐらいはありますね。私はしっかり磯っぽさがあるスモーキーさなので好きですね。苦手な方は少量加水がオススメです。

初心者ではなく中級者以上の方が美味しく飲める銘柄じゃないかなと思いました。

 

香り若さと安さしっかり
ストレート甘くてスモーキー
ロックストレートよりは劣るか
ハイボール絶対に人を選ぶ
総合評価意外と玄人好みかも
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