
基本情報
容量:320ml
アルコール度数:7%
原材料:ウイスキー、炭酸
原酒産地:台湾
製造会社:金車カバラン
実売価格:528円
商品説明
カバラン初のローソン限定ハイボール缶。
TWSC2024でベスト・オブ・ザ・ベストに輝いた「ディスティラリー リザーブ ピーテッドモルト」を原酒に使用。原材料は原酒と炭酸のみ。スモーキーな香りとトロピカルな余韻を楽しめます。
本日12/16発売!ローソン限定の新カバラン缶を飲んでいきます。
カバランのシングルモルトハイボール缶といえばこれまでに「カバラン クラシック」をベースとしたコスパ最強の「金カバラン」、そして「カバラン トリプルシェリーカスク」をベースとしたシェリー爆発の「赤カバラン」の2つがリリースされてきました。
今回のピートスモーキーハイボールは上記の通り台湾のカバラン蒸留所限定で売られている「ディスティラリー リザーブ ピーテッド」がベースになっているようです。調べても価格は分かりませんでしたが高価格なカバラン、しかも蒸留所限定物と考えたら最低でも2万円はしてきそうです。


ラベルの紫色はスモーキーさを、シャンパンゴールドの文字はカバランと言えばのトロピカルフルーツを表現しているそうですよ。この色合いいいですよね♪
テイスティング
香り
嗅いだ瞬間にトロピカルフルーツか爆発。そこにライトピートスモーク、林檎が乗っかります。缶ハイボールからこれだけしっかりとした香りが感じられるのは素晴らしい。
缶直
まずジューシーな林檎、そして金缶よりは大人しめのトロピカルフルーツ、麦芽とカスタードの甘み、バジル、そしてその奥から程よいケミカルスモーキーがやってきます。余韻は少しドライめになりバナナが残ります。
ピートスモークはしっかり感じられるものの主張強すぎず、フルーティーさと甘みを引き立たせます。バランスが良く飲み疲れしません。温くなっても飲みやすいです。
金カバランはもっと甘くクリーミーなので缶のままだと少しクドさがありますが、紫缶は缶のままでもスルスル飲めてしまううえに原酒もワンランク上感ありますね。
氷入りグラス
爽快な柑橘フルーツと共に若干シェリー樽原酒の硫黄っぽい香りがします。
味わいは全体的に酸味が強まり甘みとスモーキーさが弱まりました。麦芽感やパイナップルが感じられる。余韻には少しビターな林檎が残ります。
食事と合わせてグビグビ飲みたいのであればいいですが、個人的には缶直の方がスモーキーさもカバランらしさも感じられて良きでした。こっちは少し凡庸な味わいになっちゃいましたね。もちろん美味しいは美味しいです。
総合評価
これ、ただピートスモーキーが追加されただけじゃないです。
金カバランも価格以上の完成度でしたが、この紫缶は更に熟成感だったり原酒の豊かさだったりがアップグレードされていました。カバランらしいトロピカルフルーツに加えてフレッシュなフルーティーさとピートスモーキー。これを超えるハイボール缶、なかなか無いよ。
僕は缶のまま飲むのが適度な飲み応えとカバラン&紫缶らしさのバランスが良くて好みでした。氷グラスに移すと7%ということもありスッキリし過ぎてしまったかな。ぜひ缶のまま飲んで欲しいです。
だけど気になる点もあってですね…7%のアルコール度数によって爽快さな味わいや528円という価格が実現できているのは理解できる。だけどその分この価格帯に求める飲み応えは無かったかな。1本飲んだ時の満足感が白州&山崎缶と比べると少し足りない(価格がそもそも違いますが)。
もう一つ気になるのはやはり価格。いくら原酒の元値が高いとはいえ528円というのは高い部類ですし、ローソン限定なので金カバランみたいに実売価格が下がることもありません。
しかーし!やはり価格以上に完成度は高く、普段シングルモルトを躊躇せずハイボールでガブガブ飲んでる金銭感覚がもう麻痺っているウイスキーラバーからしたら528円なんて全然許容範囲でしょう。もしまだ買われていないならぜひぜひお早めに買ってみて欲しいですね。
※例にも漏れず紫カバランもローソン店頭からすぐ無くなるのでお早めにご購入ください。僕も明日ストック沢山買いたいと思います、金銭感覚壊れているので笑。
| 香り | 缶ハイボールとは思えない | |
| 缶直 | 飲みやすいしバランスいいしウイスキーらしいしで最高 | |
| 氷入りグラス | 美味しいんだ 美味しいんだけど ちょっと凡庸 | |
| 総合評価 | ローソン&今だけ限定は勿体無い!誰が飲んでも美味しく完成度の高いこれぞカバランなハイボール缶でした! |
ご覧いただきありがとうございました。
それでは皆様楽しいウイスキーライフを♪
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