ウッドフォードリザーブ

 

基本情報

容量:700ml

アルコール度数:43.2%

種別:ストレートバーボン

産地:ケンタッキー州

製造会社:ブラウンフォーマン

実売価格:4400円前後

1杯(30ml)の価格:約190円

 

商品説明

オールド・オスカー・ペッパー蒸留所として1812年に創業したのが始まりとなる、ケンタッキー州最古の蒸留所ウッドフォード・リザーブ。1878年、経営者がレオポルド・ラブローとジェイムズ・グラハムに変わり、それに伴いラプロー&グラハム蒸留所と名称を変更。その後1994年にはジャックダニエルのブランドオーナーであるブラウンフォーマン社の傘下となり2003年にブランド名と同じウッドフォード・リザーブ蒸留所に改名しています。

ウッドフォード・リザーブでは、もろみを発動させる発酵にステンレスなどの金属製を採用する蒸留所が多い中、イトスギ製の木製発酵槽を使用し独特のフレーバーを生み出しています。また、通常バーボンは連続式蒸留器を使用しますが、伝統的なパルジ型銅製ポットスティル(単式蒸留器)を採用し、アイリッシュウイスキーのように3回の蒸留を行う事でクリーンでスムースな口当たりを実現しています。ウッドフォード・リザーブは昔ながらのこだわりの製法を守り続ける極めて品質の高いプレミアムバーボンの造り手として世界中の支持を集めています。

今回はAmazonセール常連であるウッドフォードリザーブを飲んでいきます。

ウイスキー好きと一口に言ってもバーボンは全く飲まないという方も多いかと思います。やはり味わいがスコッチやジャパニーズと全く違い少し癖がありますからね(個人の感想)。

ただこちらは上記の通り連続式蒸溜機ではなくポットスチルで3回蒸留を行っています。これによって普段飲まない方でもイケちゃう味わいに…そう期待しつつ飲んでいきます。

 

テイスティング

香り

バニラ、シュークリーム、柑橘、焼きトウモロコシ、溶剤、スパイシー。

シャトレーゼのダブルシュークリームが鼻に付いてる?ってぐらい甘〜い香り。私もう初老なのでここまで甘甘だと少しだけクドいかなと汗。

 

ストレート

オレンジ、ジンジャー、カスタード、クッキー。フィニッシュ〜余韻には強く焦がした樽みたいな強めの苦スパイシーさが残ります。

NASながで口当たりは滑らか。ただ終盤の樽感が好み分かれるかなと。私は少し苦手でした。。。

 

トゥワイスアップ

(香)甘さが落ち着いて穀物、オレンジが主張を強めた。

(味)癖になるようなケミカルなスパイシーさが支配的。甘みは落ち着いた。残念なのはトゥワイスアップではけっこう水っぽくなっちゃった…。

少し変わったロックが飲みたい方にオススメ。僕は好き。少量の加水で。

 

ロック

(香)よりソリッドなライ麦のスパイシーさに苺の甘さを感じる。いいね!

(味)やっぱりケミカルスパイシー&ビター!薄荷キャンデーみたいな清涼感とドライさ。中盤に蜂蜜。余韻に穀物系の甘みと卵の硫黄感。

誰もがパッと飲んで美味しいロックではありませんが、僕はこういうケミカルさ好きなのでイケちゃいますね。

 

ハイボール

(香)ん!?酸味料入りのハイボール缶みたいなレモン香がします。そしてバニラ。

(味)味わいも柑橘の酸味、キッシュ、バニラ、レモンケーキ、スパイシー。余韻には薄っすら樽感が残ります。

バーボンハイボールなのにスッキリ爽快に飲める。溶剤っぽさもクドい甘みも少ないのでバーボン苦手!という方にもおすすめできます。

 

総合評価

よくあるバーボンの癖みたいなのが少なく、どちらかというと樽感や爽快さがメインかな。ポットスチルでの3回蒸留によって同じ製法のローランドやアイリッシュみたいなケミカルさも感じました。

なのであまりバーボンが得意でない方や普段飲まない方でも割とイケると思います。

飲み方はハイボールとロックが良いですね。特にハイボール気に入りました。

ただハイボールで飲むなら1000円以上安い「メーカーズマーク」の方が取っ付きやすいとは思います…ボトルデザイン含め上品さはWFRに軍配なんですけどね。

 

香り甘〜い!
ストレート後半が惜しい
加水加水量に注意だが癖になる味わい
ロック癖になる味わいPart.2
ハイボールバーボンらしからぬ飲みやすいハイボール
総合評価バーボンにしては取っ付きやすいが、それ故に好みが分かれそうではある

今回紹介したウイスキー↓
(Amazonリンクは画像をタップ)

※通常品と200円しか変わらないのでこちらオススメ

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この記事を書いた人

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