
今回は4月10日に発売された「ジャックコール缶」をレビューしていきます。
基本情報
ジャックコール缶と呼ばれていますが正式名称は「ジャックダニエル&コカ・コーラ」。公式サイトによると
「コカ・コーラ」とアメリカを代表するテネシーウイスキー ブランド「ジャックダニエル」をミックスしたお酒。コカ・コーラの爽やか味わいとジャックダニエルのテネシーウイスキーの豊かな風味が絶妙なバランスで楽しめる新しいお酒です。
とのこと。更に「コカ・コーラをミックスした初めてのお酒」だそうで、ファンも多いジャックコークの缶カクテルということで発売前からかなり話題になっていましたね。
価格は税別210円、アルコール度数は7%です。
原材料

①ウイスキー(ジャックダニエル)
②果糖ブドウ糖液糖
③炭酸
④カラメル色素
⑤酸味料
⑥香料
この内②~⑥はコーラの原材料と被っています。よくあるライムスピリッツ等が入っていないので、実質「ウイスキーとコーラだけで作っている」と言えるのかも知れません。本家のコーラと違いがあるとすれば糖類が果糖ブドウ糖液糖のみになり「砂糖」と「カフェイン」が入っていないことです。

普通のコカ・コーラの原材料
そこで皆さん思うのが「果糖ブドウ糖液って何?」ですよね。簡単に言うと「砂糖より安上がりでスッキリした甘さが特徴だが砂糖より健康被害が懸念されている果糖」です。アメリカではその危険性が問題視され、様々な製品が果糖ブドウ糖液糖から砂糖に切り替えられたとか。その辺日本はユルユルですから当たり前のように様々な製品に使われていますよね。
砂糖を無くしたのはコストカットの為か、それとも砂糖だと甘ったるくなり過ぎるからなのか。どちらにせよ飲み過ぎは肥満等のリスクが高く危険ということですね。
それと本家のコーラにカフェインが入ってる理由は「味に深みが出る」そうで、これもカットされてしまいました。理由は不明ですが恐らく「カフェインとアルコールを同時接種すると酔いに気付きにくくなり、脱水症状に陥りやすい」からではないでしょうか。
つまりジャックコーク缶に使われているコーラは普段飲んでいるコカコーラとは別物ということです。
ジャックダニエルとは
ウイスキー好きなら皆知っていることですが、ジャックはバーボンではなくテネシーウイスキーです。
「バーボンではない、それはジャックだ」
キャッチコピーもそれをアピールしています。ではバーボンとテネシーウイスキーの違いは何か?
「大福=バーボン」「苺大福=テネシーウイスキー」と例えると分かりやすいと思います。苺が入ってないと苺大福とは呼べないけど、苺大福を大福と呼ぶことは可能です。つまりバーボンというジャンルの中のテネシーウイスキーなんですね。なのでテネシーをバーボンと呼んでもさして問題はないんです(でもウイスキー好きに聞かれると別物だ!って言ってきますけどね笑)。
まずバーボンの定義はアメリカ国内で製造し、原材料にトウモロコシを51%以上使ったウイスキーであること。アメリカ国内であればどこでもいいのですが、大半のバーボンはケンタッキー州で造られています。他にも定義がありますが今回は割愛。
これに加えてテネシーウイスキーを名乗るには「テネシー州で造られている」ことが条件。ちなみにテネシー州とケンタッキー州は隣接しています。

そしてもう一つ大事な条件が「サトウカエデの炭で濾過していること」。これをチャコールメローイング製法といいます。サトウカエデとはメープルシロップの原料であり、カナダの国旗に描かれている植物。これを炭にした物で1滴ずつ濾過することによってクリアな風味になると同時に独特の甘さが生まれるそうです。ジャックダニエル特有の甘さはこの製法が影響していたんですね。

サトウカエデの木
そんな製法で造られたジャックダニエルは独特の味とそのキャッチ―なデザインから世界中で大人気であり、アメリカのウイスキーの中で一番売れているのがジャックダニエルだそうな(2位はジムビーム)。というかアメリカに限らず全ウイスキーの中でトップ10に入るぐらい売れているようです。凄すぎる…。
テイスティング

まず香りを嗅いでみるが、ジャックの匂いが殆どしない…嫌な予感がする。
口に含むと通常のブラック(Old No.7)のジャックコークと違い、ジャック特有の甘さとセメダイン系の味(バーボン特有の味)が薄く、代わりに人工的な甘さが強い。
自分で作るジャックコークはコーラとジャックの甘さが最後まで残るが、ジャック缶は比較的スッキリしている。ゼロコーラのような少し違和感のあるスッキリさである。しかしこれをクドくなくて良いと感じる人も多いだろう。これは前述の砂糖を果糖ブドウ糖液糖に変えたことによるのかも知れない。
試しにウインナーやスナック菓子と一緒に飲んでみたが、人工的な甘さとスッキリさが影響してどうも合わない。

う~ん…これは私がジャックコークに求めている味ではないなぁ…
個人的にジャックコークは甘ったるくてクドいのが美味しいんですよね。あの背徳感満載の甘さがたまに飲みたくなるんですよ、どうせグラス一杯しか飲みませんし。でも350mlの缶で日常的に飲んでもらおうと思うとそれじゃクド過ぎるんだろうなぁ…。
ちなみに別日に少しアルコールが回った後に飲んでみたんですが、これが結構イケました。酔ってるからか人工的な甘さがそこまで気にならなかったですね。味わって飲むというより喉越しで飲むには向いているかもしれませんね。
気軽にジャックコークが飲めるようになったのは革命的
というわけで味は「コレジャナイ感」が正直ありました。まぁハイボール缶全般に言えることですけど結局自分で作った方がカクテルは美味しいです。これは間違いない。
でもハイボール缶の良いところは言わずもがな”簡易さ”です。「あと一杯飲みたい」「少しだけ炭酸欲しい」「外で飲みたい」って時に気軽に飲めるのは本当に便利!
私なんかは田舎の人間なので居酒屋から歩いて帰るときに「コンビニで缶買って飲みながら帰ろう」ってこと多いんですよね。今後はそれにジャックコークという選択肢が加わったってだけで超ありがたいですよ!それにキャンプに持っていくのもいいですねー♪
そう考えると作ってくれたことに本当に感謝です。ありがとうコカ・コーラ。あとは一過性のブームで終わらず今後も通年で販売されることを願うばかりです。
ご覧いただきありがとうございました。
それでは皆様楽しいウイスキーライフを♪
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