季 -TOKI-

 

基本情報

容量:700ml

アルコール度数:43%

種別:ブレンデッド

産地:日本

製造会社:サントリー

実売価格:4500円前後

 

商品説明

季は2016年から海外のみで販売されているサントリーのブレンデッドウイスキー。といっても日本でも普通に逆輸入品が売られています。

季は白州12年をベースに、山崎のモルトと知多のグレーンをブレンド。注意点としてキーモルトではなくベース、です。味わいの核となるように白州12年が多く使われているわけでは無さそう。

こちらはジャパニーズウイスキーの定義に当てはまる銘柄ということなので、原酒はすべて国産かつ3年以上熟成されていることになります。

海外の公式サイトではストレートロックではなくハイボールやオールドファッション、サワーがオススメされているので嫌な予感がします…が早速飲んでいきます。

 

テイスティング

香り

青りんご、アーモンド、バニラ、溶剤。

若いのかとにかくアルコール刺激が強く、香り立ちも硬めですね。最初アルコール臭しかしなかったので「安いウォッカかよ」って思いました(笑)でも僅かに青りんごやバニラなど白州っぽさも感じます。

 

ストレート

やはりアルコール刺激は強く、カスタード、蜂蜜、カラメルなど甘苦い味わいが続きます。一瞬ぶどうを感じなくもないかな。

ボディは軽く、深みを感じません。若い。ストレートを飲み慣れている方であれば飲めなくはないですが、基本的には渋くて飲みづらい。

 

加水

アルコール刺激が弱まり、蜂蜜やレモンの香りが出てきました。

味わいも刺激が弱まって飲みやすくなりました。後半にナッツやクッキーの香ばしさが。正直美味しいわけではないですがトゥワイスアップにしても水っぽくはならないので加水がベターかも知れません。

 

ロック

相変わらずアルコール臭は強いもののバニラや青っぽいフルーティーな香りがかなり立ってきました。

味わいはナッツ、瓜、カントリーマアムを感じて何かを焦がしたような強めのビターさに変わっていきます。加水が進むと僅かにトロピカルフルーツを感じます。

ロックにしてもハツラツとした若さは変わらず、ゲ◯不味いとは言いませんがわざわざ飲む理由も見当たらないロックでした。

 

ハイボール

香りは青りんごやバニラがはっきりと感じ取れます。

味わいは香り通り青りんごとバニラ、そしてローストしたナッツの香ばしさを強く感じます。そして途中からアルコールから来る苦み・えぐみがかなりキツイ。フィニッシュから余韻にかけてはさっぱりしています。

4000円以上するブレンデッドを1:3で割ってこんなにアルコール感じちゃいかんでしょ…。

 

総合評価

同じサントリーのブレンデッドである響はあれだけ人気なのにこれが話題にも品薄にもならない理由、それは

若くて美味しくないからじゃ!

ストレートやロックは飲むのもキツく、ハイボールも黙って出てきたら飲めますがとても4000円台のウイスキーの味ではなかった。加水が一番まともに飲めたものの、それでも美味しいとはならず。そもそもウイスキーとしての味が面白味がなく美味しくない。

ローヤルやリザーブ、オールドが普通に買える日本で買う理由は一つもありません。ていうか同じ5000円以下ならイチローズモルトのホワイトラベル買ったほうが100倍良い。

北斗の拳のトキは「命は投げ捨てるものではない」と言いましたが、サントリーのTOKIは「金は投げ捨てるものではない」と教えてくれたウイスキーでした。

 

香りウォッカかな?
ストレート甘苦アルコール
加水一番まとも(美味いとは言ってない)
ロック甘苦アルコール
ハイボール一瞬だけ美味しい
総合評価4000円以上出して買ったことを本気で後悔した

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